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  • 願船坊について
 願船坊は広島県広島市安佐北区可部にある
浄土真宗本願寺派のお寺です。

第十五代住職 秋津 智承(あきつ ちしょう)
   坊守 秋津 智子(あきつ ともこ)

願すことば


可部の願船坊にゃ聴聞が願すか願船か

願しゃ願すと話が願しょうが願船けえ願船ので願しょうて
願すことば 」の解説

可部の願船坊にはお説教があるのでしょうか、ないのでしょうか

あれば話がありましょうが、ありませんのでないのでしょう 

真宗は法の聴聞をもって信者の本領とするゆえに、
お寺での聴聞があるかないかを問い合わすのである。

古来、可部は石州浜田方面から広島への主たる街道であった。
外国人漂流者等を長崎へ送る街道となった。
一般人の通交も激しく、可部は広島へ向かう最後の宿泊地であり、大いに賑わった。
したがって、夜お聴聞にあうことも、楽しみの一つであったに違いない。

 願船坊由来記  


  • 往古、圓明院(えんみょういん)と号す。真言宗にして空海の弟子、圓明法師を開祖と伝う。

  • 正保元年(1644)僧「僧頓」なるものの時にして真宗本派に転流す。

  • 延享三年(1746)「聞隆」大谷派本願寺に転流し、願船坊を創設す。

  • 宝暦十年(1760)大谷派従如上人より本尊阿弥陀如来絵像下付さる。(現存)

  • 文久二年(1862)再び本派本願寺に改帰す。
    そのときの大谷派宗主は乗如上人、本派本如上人なり。

  • 本派では陰寺扱いとなり、明治十二年(1879)に願船坊の名称は公称となり今日に至る。

  • 聞隆時代のことを記す二代「峯秀」の記帳古文書現存す。

  • ”がんす”言葉は恐らく聞隆の願船坊創設以来にあらざるか。

 
大正時代のお寺の様子

 

〒731-0221 広島市安佐北区可部3丁目16-4
TEL(082)812-2221  FAX(082)815-1287


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